国・県・市町村と連携して、企業やNPO等が活動可能な森づくりフィールドを調査し、情報提供を行います。
森づくりの活動に当たっての作業方法や安全管理の助言を行います。また、助成金情報等を紹介いたします。
自社等で活動が困難な場合に活動実施団体の紹介と協力要請を行います。
森づくりに必要な作業道具類の貸出や苗木等の調達先などを紹介します。
森林は、日常生活の中に美しい景観や心身の安らぎを与えてくれるとともに、清らかな水を生み出し、洪水や土砂災害等を抑止するなど、県民の安全で快適な生活環境を守る上で大切な役割を担っています。
また、近年、地球温暖化が深刻な環境問題となっている中、森林は、地球温暖化の主な原因とされている二酸化炭素を吸収・貯蔵する働きを有しており、持続化可能な開発目標(SDGs)の達成や2050年カーボンニュートラルの実現を図る上からもその役割が期待されています。
森林がもたらす豊かな暮らしを未来につないでいくためには、企業や団体、森林ボランティアなど多様な主体による県民参加の森づくりを進めていく必要があります。
Sustainable Development Goalsの略で2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として2015年9月25日に国連総会で採択された持続可能でよりよい世界を目指すための17の国際目標です。
2050年カーボンニュートラルとは、2020年10月に政府が宣言したもので「2050年までに温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させる」ことを意味します。排出を全体としてゼロにするためには、植林や森林管理などによる「吸収量」を増やす必要があります。